あばたもえくぼ   













「あばたもえくぼ」とはことわざです。
大切な人、大切にしているモノは、良くないところまでも愛らしく見える、という意味です。
吹きガラスを扱ううえで皺がよってしまうことは普通は失敗です。しかし、その皺に私はガラスらしさを感じました。

もっともっとしっかりと見てあげて可愛がってあげる。そうすれば、実は悪いとされているところはそれの魅力であると気づけることもある。


ガラスの伸びやかさ、あたたかさ、まわりを取り巻く清潔な空気感に気づくことができた作品です。